2010年度 第67回総会報告

 

 第67回総会は、2010年5月9日、約130名の方々にご出席頂き、グランドプリンスホテル赤坂ロイヤルホールにて行われました。今年は、厚生女子学院21回生の方から、看護医療学部5回生まで、幅広い年齢層の方にお集まりいただき、盛大な会を開くことができました。それに加えて今年度は、「認知症を正しく理解する―アルツハイマー病をの中心に―」というテーマで、慶應義塾大学病院神経内科の伊東大介先生に講演をしていただきました。講演内容は、認知症の動向から始まり、「認知症」の人と健康な人の「もの忘れ」の相違点や、アルツハイマー病の予防方法など、笑いも交えながらのお話しとなり、大好評でした。

 

 三浦英子さん(50回生)による乾杯の後、会場全体が「懐かしい、、」という挨拶が飛び交い、近況報告で盛り上がりました。終わりに、阿部美津子さん(28回生)の「からだでうたう四季の歌を歌いませんか」という呼びかけによって、参加者全員で「春を愛する人は、こころ強き人、、、」と「春夏秋冬」のうち「春」の歌詞にあわせてからだを動かしながら歌いました。楽しく過ごしながら3時間30分が瞬く間に過ぎていました。

 

 多くの方が参加してくださったこと、交流の多い会にしてくださった皆様に心からお礼を申し上げます。来年度も会員の皆様の交流の場、紅梅会の発展に寄与できるよう、企画をしたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。

 これは戦前、看護婦養成所、助産婦養成所の学生と、慶應病院に勤務する看護婦全員がかぶっていたナースキャップです。当時の学生は、実習に出る前に教育係りの先輩から指導を受けてこのナースキャップを作り、自分で作ったナースキャップをかぶって実習したそうです。このたび中鉢美津子(23回生)さんが作成して持ってきてくださいました。

会食風景

講演会風景